ひとりでいると　自惚れに包み込まれてしまいます　外に出て風にあたりましょう　花も咲いています

 つまり『ただ在る』ということ　ただ在るだけ　それを色をつけたり形にしたり　理屈をつけたりラベルを貼ったり・・　人は総じて平和に関心がないのです

 確固たるものは　確固たるがゆえに　容易に崩壊する

 私はだまされた　という感性のない人を　だますことは出来ません　私はバカにされた　という感性のない人を　バカにすることは出来ません

 彼が創ったものは　彼自らが始末することでしょう

 レンズからホコリを吹き飛ばすように　五官のチリもこまめに払いましょう　シャープでクリアな映像を楽しむために

 私はいま海の中にいて　水面に向いています　月が揺れています　てな調子で　みんな好きに現実を創り出しているだけです

 私にまとわりついた記憶を　ひとつひとつていねいに拭き取っていくと　原初の私になる

 この身体は借りもの？　なら期間満了もあるでしょう　その日まで　しっかりケアいたしましょう

 天気予報と雨雲レーダーはチェックします　あとは・・

 なんの思考もない　なんの祈りもない　未熟な読者には書物も冷たい

 各々これが宇宙だとするものが表出しているわけですから　あなたの宇宙と私の宇宙は当然に異なります　無数の宇宙がある　この理解が平和です

 『すべからく崩壊に向かうべし』　ならば円を形成して対抗するということか

 始点　終点　変遷　それぞれの流儀は傾聴いたします

 なんとなく円　ふらふらと円

 目を覚ましたら　そこに川があった　自然と泳ぎ始めたものの　そのうち目的地を意識しだす　泳ぎにも力が入り　あっちの岸　こっちの岸　喜びと失望が交錯する　智慧を得たものはやがて泳ぐのを止める　そして川の流れは穏やかになりついに海へと到達する　『な～んだ　みんな海に来るんだ　へんなの』　ちょっと待って　その海　波は穏やかですか

 書物にもいのちがある　代謝を行い　成長し　展開する

 人はみな自問すべきである　私は『生きとし生けるもの』に加えてもらえるだろうか

 雨のバラ園で風と遊ぶ

 花は空を示唆し　鳥は空を斬る　フイ

 前方の信号に束縛されるものは自己に遭う

 湧いて出る小バエとわれわれを識別するなんの印も無い

 重要な満足　低俗な納得

 明日　君が目を覚ます宇宙に　幸あれ！　おやすみ

 梅の実　いろいろ

 「大きくなったら何になりたいですか？」　実に愚かな投げかけだ

 花の本質も人の本質も同じものです

 水は流れ　昇り　降る　すべてを受け入れ　なにも宿さず　私たちのなかに　私はいない

 なにかと疑ってかかる私を　訝しくみている私　ワンセットで自我

 『雲』に教わる

 奇跡が通った場所なら　記念碑もあることでしょう

 創造神はそれでも根気よく待ってくれている　なんというおおらかさ

 知的生命体とはなにか　人類は自らを知的生命体と呼ぶのか

 私たちは　たまたま触れ合うことができた種しか知らないのです

 理論　観測　理論　観測のサイクルは　輪廻転生に似てませんか

 青空を見て　素直に奇跡だと思う

 雑想も　それなりに可愛いものです

 爆発的な膨張は　ほんとうにあったのでしょうか

 喧騒のなかで静寂につつまれる　まさに在り様　姿勢をチェック　喧騒の源が自分であることに気づく

 ジャスミンはジャスミン

 先生　なにか浮遊物の影が見えます

 すべての命は無限に循環して一である